40年前に買った車が未だ奇跡的に動いている

 

furui_kuruma

旧車の良さというものにこだわってはいませんし、そういう趣向があるわけでもないのですが、いまだに40年前に買ったトヨタのセリカ手放さずにいます。

日本で初めてのスペシャリティ・カーとして流行した車種で、ちょうどその頃に成人した私に、父がお祝いとして買い与えてくれた車です。嬉しくてあちこち乗り回しましたから、今では走行距離もかなりのものになっています。そして、その分思い出がたくさん詰まっているうえに、旧車となると同じような車へ買い替えることも難しいため、どうにも手放す決断ができず、今の今まで所持してきました。修理の部品も今では作られておらず、何かあった時のリスクや出費も大きいのですが、それでも手放せず…(笑)

そんなセリカですが、実は今もちゃんと動いているんですよ。動いていなかったら妻に「早くどうにかしなさい」って怒られてると思うので、動いてくれていることに感謝です。
(参考:ペシャンコになった車の惨めな姿

もう本当に、とにかく動いててくれればそれでいいです。だって、40年前に買った車が今でも動いているって、ある意味奇跡的なものですよ。そりゃあちゃんと整備されていれば旧車といえど動きますし、だからこそ旧車マニアとかもいるわけです。ただ、旧車マニアでもなくただこの車を手放したくないという私のこのセリカが、40年経った今もちゃんと動いている。もちろん整備はちゃんとしてきましたが、それでも奇跡としか思えないのです、私にとっては。

この先いつまで動き続けてくれるかわかりませんし、何かパーツが死んだらもうダメだろうとは思っています。でもこの車を廃車にしたくない気持ちが強いので、できる限り長く動いていて欲しいものです。