思い出いっぱいの車だけどお別れします

僕は現在、東海地方にある国立の大学に通っています。所在地がとても田舎なため、交通の便が非常に悪いのが難点ですが、それ以外は自然も多く残っている上にのんびりとした雰囲気があり、僕はとても気に入っています。

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この田舎の地域で必要になるものとしては、発達していない交通網に影響されない移動手段、つまり自動車となります。僕もこの大学に入る前には、あらかじめ自動車免許を取得し、親戚から古い自動車を譲り受けて、それを足として使ってきました。
夏には所属しているサークルの合宿に、他の参加者を乗せて行き、冬には実家に帰る際に東名高速をひた走ったこともあり、例え古い車と言えども、僕にとっては大変思い出深い品なのです。

しかし、つい最近になって、この車にもガタが出始めました。走行中にスピードメーターが上がらなくなり、エンジンも掛かりにくくなってきたのです。このままではいずれ事故に繋がってしまうと、近場の自動車修理工場に持ち込むと、「これは全体的に痛みがきていて、もう廃車にした方がいいね」と言われてしまいました。
僕にとっては非常に思い出いっぱいの車ですが、それにこだわり過ぎて事故を起こしては仕方ありません。残念ですが、今後廃車手続を行い、別の車に乗り換えることを決意しました。